介護は60点でいいと思います。

2016年01月06日 15:22

介護は60点でいいと思います。

介護とは神様の仕事だと思う。決して怒らず穏やかに滅私奉公出来る人でないと務まらない。しかし、際限なくハードルを上げ続けたら誰も飛び越せなくなるのは当たり前。暴力は論外です虐待もいけない。だからこそ、そんな窮地に至る前に、働く人にも人間らしい精神環境整備が必要だと思います。たったひとりの金メダリストよりも、及第点を常に出せる“その他大勢”が働ける環境をつくるために。

老人ホーム相次いだ虐待 介護職員不足 疲弊する現場

昨年、介護サービス大手「メッセージ」(岡山市)と系列会社の有料老人ホームで相次ぎ発覚した転落死や虐待。「他の施設では表面化していないだけ。全体の質としてはメッセージはましな方だ」といった指摘が介護職や医師らから上がつている。背後には、人手不足で職員が疲弊し、不適切なケアに陥るという構造的な問題が横たわる。
「研修で虐待の問題を取り上げると、半分くらいの職員が『やってしまったことがある』と手を挙げる。『乱暴な言葉遣いなども虐待の一種』と説明があると、ほとんどが手を挙げる」。メッセージのある社員は、現場の実態をこう明かす。
同社の第三者調査委員会は昨年11月末にまとめた報告書で、職員による虐待などが既に発覚していた6施設以外でも、過去2年間に49施設で81件の虐待があったとする施設長ヘのアンケート結果を発表。全275施設の2割に当たる計算だ。
一部は自治体に報告していなかった。ただ、厚生労働省の担当者は「未届けは同社だけの問題ではないだろう」とみる。
2013年度に施設職員による虐待で自治体が認定したのは221件だが、「氷山の一角」との見方がもっぱらだ。
同社は分厚いマニュアルをつくり、職員の研修態勢にも定評があった。
複数の企業の有料ホームやサービス付き高齢者向け住宅に訪問診療する都内の医師は「メッセージより質が低い施設はいくらでもある。ほかでも調べたらたくさん出てくるはずだ」と指摘する。営利企業だけの問題でもない。
「ナースコールの線を外せ」。東北地方の医療法人が運営する都内の老人保健施設。1年ほど前まで勤務していたベテランの男性ケアマネジャーは、入所者からの呼び出し音に追われる若手職員に指示したことがある。
「そうしないと、もっとひどい虐待を起こしてしまう」。切羽詰まった危機感があった。経営陣は稼働率だけを気にして職員教育やケアの質に無関心。介護福祉士など資格者は最低限しかおらず、経験のない無資格者で埋め合わせるものの、次々辞めていってしまう。
残った職員が追い込まれ、暴言や入所者をたたくといった虐待が常態化していた。指導権限を持つ国民健康保険団体連合会が調査に入ったが、人員基準や書類上は問題なかったため「おとがめなし」だった。男性は「現場の疲弊は想像以上に進んでいる」と警告する。
背景にあるのは、深刻な人手不足だ。今年11月の有効求人倍率は全体の1・25倍に対し、介護関係職種は2・91倍。景気回復で他業種に人材が流れ、以前からの苦境に拍車がかかっている。
メッセージの別の社員は「常に人手不足だから、『この人は採らない方がいい』と思うような人でも、会社は採用してしまっている」と話す。

(神戸新聞 H28/01/04 夕刊)

メッセージの虐待問題
同社の子会社が運営する川崎市の介護付き有料老人ホーム「Sアミーユ川﨑幸町」で、20l4年11~12月に入居者3人がベランダから転落死していたことが15年9月に発覚。職員による入居者ヘの暴力や窃盗なども明らかになった。東京都三鷹市や名古屋市、大阪府豊中市などでも相次いで虐待などが判明。厚生労働省は11月、メッセージに業務改善勧告を出した。
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