自転車の事故が減らない一因は標識の立て方に訳があるのかもしれない

2015年05月01日 00:52

jitensyajiko.jpg

上の写真は、一方通行の路地を順行して、小さな交差点に差しかかった際の景色です。
赤色の丸印で示すように、道路の右側左側、更に道路上に直接、所狭しと「止まれ」の標識が掲げてあります。そして画面右側の緑色の丸印の中には「一方通行、自動車原付に限る」の標識が掲げられています。つまり、この一方通行道路は、軽車両(自転車)は順行逆行共に走行可能であるが、交差点では一旦停止をしなければならない。と云う事が判ります。
では下の写真を見てください。同じ一方通行の道路を、路地を挟んで逆の方向から撮影したものです。

jitennsyajiko.jpg

赤い丸印で示すように、「一旦停止」の標識は裏返ってしまって灰色の面しか見えません。さらに周りの景色に溶け込んでしまって、走行している人には、おそらく認識されないだろうと推測されます。しかし、一方通行標識は本人の走行向きが逆行である事を認識できるように立てられていますが、自動車と原付だけが対象であって、軽車両(自転車)はその範疇に縛られないことが判ります。

つまり、この道路を走行する自転車は一方通行を逆行することが許可されており、逆行して走行している場合に限っては、交差点での一旦停止義務はない。と云う事です。

私は、どうも腑に落ちないので、昨年の安全運転管理者講習の後に当日担当された”兵庫県警本部交通企画課係官(お名前は失念しました)”に質問し確かめましたところ、「なぜそのような状態になっているのかはわかりませんが、標識が特に停止を求めていないのであれば、その認識で間違いなく、この場合自転車は一旦停止をする必要はない。」とのことでした。

一旦停止を義務付けられている交差点は、衝突の危険を想定して設けられている規定であった、走行方向が逆になったからと言って危険性が減じられるものではないと私は思うのです。例えば、逆方向からの交差点に進入する場合は、視界が開けており視認性が著しく優れているというのであれば頷けるかとも思うのですが、写真を見る限りそのような差異は感じられませんし、およそ2㎞に渡るこの道路は交差する道も含めてすべて同じ理屈で規定されており、視認性に着眼したものとも思えません。
また、事故の被害の大小について、「自動車や原付による被害が大きく、自転車による事故は軽度であるから」と論ぜられるかもしれませんが、写真を見てわかるように道路幅はガードレールの高さ(約80㎝)から鑑みて、約3.5m相当と推察されます。およそ車一台(幅約1.7m)が通ると自転車や歩行者(路肩を含めて約90㎝幅)が安全にすれ違える広さとは言えないように思います。またそのような道であるからゆえ一方通行に指定されているのだと推測します。加えて、昨今の自転車による事故の見直しからも、「自転車だから事故は軽度で収まる」とは言えないのではないでしょうか。
保険制度加入に導く県条例の一方で、このような、自動車や原付に偏重した既定の道路が放置され、軽車両の事故を招くような標識の立て方を続けている限り、自転車や歩行者はますます交通規範を軽視することになるのではないでしょうか。

素人判断ですが、この道に関して言えば、順行に対して3カ所も示されている標識の一つを裏返せばよいと思うのですが、出来ないことなのでしょうかね。。。。
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