最近聞いた耳を疑う話。「介護の仕事に向いていない人」

2015年03月05日 00:33

<長文> 最近聞いた耳を疑う話。「介護の仕事に向いていない人」

ある利用者様宅での話です。
その利用者様が、腰痛を悪化され、従来使っていたベッドでは床板面の高さが低すぎ、補助手すりも設置されていていないため、ベッドの端に腰掛けてからの立ちあがりが難しく、床板面の高さが変えられる電動の介護ベッドと取り換えることになったそうです。
相談を受けた企業は急いで交換に2名の専門相談員を派遣しました。現場に向かったのは、2人の専門相談員AとB。どちらも初老で経験年数10年以上のベテランです。Bはかつては現場職でしたが最近もっぱら事務仕事ばかりで月に1回程度しか出動しません、現場に出てもサポートで荷物運びに徹しています。

「こんにちわ」と声をかけて二人が部屋に入ると、奥では従来から使用している折りたたみの簡易ベッドに腰掛けている、ご利用者さんとケアマネさんの姿がありました。専門相談員Aは、いつも通り作業のリーダーとして利用者様と作業内容を簡単に打合せしはじめました。一通り話を済ませると、「では早速ですがベッドの入れ替えをはじめます。まず古いベッドを搬出しますので、ご利用者様は、ちょっと部屋の隅にでも避難しておいてください」と言って、利用者を立たせ、部屋の隅に促しながら作業を始めました。
利用者様が立ち上がるや否や、相談員A の作業が始まったので、利用者様は急かされていると感じたのでしょう、急いで痛い腰をかばいながらよちよちと部屋の隅を目指して避難していました。すると専門相談員Aはそんな利用者様の背中に向かって「この敷いてある布団はどこに移動させればいいですか?」と尋ねました。利用者は歩きながら首だけ振り向いて隣の部屋にお願いしますと答えました。足元もおぼつかないのに、複数の動作を求められた利用者は少し気分を損ねたようで、声にもその不愉快さが少し混じりました。
何を思ったか、利用者の態度が気に入らなかったのか専門相談員Aは『ふう。。』とため息をついたのち、布団をたたんで隣の部屋へ運び出したが、その扱いが荒っぽい。床に降ろすというよりは放り投げているような感じ。。。そうこうしてやっと納品が始まったのですが、これがまた運び込み方も組立も何もかも荒っぽく。柱や壁にガンガン当て、床に乱暴にドンと置くなど。絶えずガシャンガシャン、ドタンバタンと騒音が鳴り続けます。ベッドの組み立てが上手くいかず『チッ』と舌打ち。そして溜息。。舌打ちとため息を繰り返しながら作業は続きました。
無駄な動きが多いからか、額からは玉のような汗。ハンカチもタオルも持っていないから、袖口で拭うのだけど当然賄いきれないから商品の上にポタポタ落ちる。何のために消毒したのやら。。と相談員Bは思いました。
もちろん専門相談員Bはそれまでも黙って見ていた訳ではなく、都度々々手を停めて注意を促したそうです。「ため息は止めなさい」「舌打ちしてはいけません」「商品はもっと丁寧に扱いなさい」「ご利用者様のお家に傷がついては取り返しがつかないのでもっと注意を払ってください」専門相談員Aはその度に「はい、どうもすみません」と言うものの表情は明らかに不快感にあふれ、また溜息と舌打ちを重ねる始末でした。
さすがに専門相談員Bは我慢の限界が過ぎて、「私中心で作業を進めますから、君はアシスタントに廻ってください」と命令するに至りました。
そのあと専門相談員Bは専門相談員Aに対して厳しく指導したそうです。

さて、以上の話を整理すると、このAという専門相談員は、自分が介護の仕事に就いている自覚がないと思います。
配達員か?営業職か?定かではありませんが、社会的弱者の役に立とうという気持ちはあまり見受けられません。
腰痛を和らげるために介護ベッドを納めに言っているのに、立てだの、座れだの、あっちへ行ってろ、だのこっちへ来いだの、挙句の果てにはため息舌打ち。。挙句の果てには、床に正座させて説明を利かせるという始末。。
自分本位で仕事を進めるにもほどがあると思います。相手の痛みに想いを馳せることが出来ないこのような人は、この仕事に向いてないと思います。
一体何が目的で介護の世界に足を踏み入れたのやら、憂鬱な気分になりました。。

後日談ですが、この相談員Aは、この会社を退職するつもりだったとの事。
そりゃ、仕事に身が入らないわなぁ。。
利用者様の命を左右する可能性のある仕事です、この相談員のために亡くなる人がいなかった偶然と、この先の危険が払われたことを喜びましょう。
でも、この相談員Aにも固定客はついていたんだそうです。
余計なことかもしれませんが、
相談員Aが、この先どんな仕事に就くのかは知らないけれど、
誇りがあり、且つ人に喜ばれる仕事についてほしいと思います。
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