マズローのピラミッドについて講義を受けました。

2015年01月22日 18:30

マズローのピラミッドについて講義を受けました。
この話を聞くたびに、「人の欲望は底がない」ということを痛感させられます。

マズローの欲求段階
①生理的欲求...生きていくために必要な食事や睡眠、排泄などの本能的、根源的な欲求
②安全の欲求...命の危険や経済的不安、健康状態の悪化などを回避したい欲求
③所属の欲求...何らかの組織や人間関係に所属していたいという欲求
④承認の欲求...自分は価値のある存在であると認められ尊重尊敬されたいという欲求
⑤自己実現の欲求...自分の可能性を把握し、その能力を最大限に発揮し、自分がなりたいものになりたいと思う欲求


私は大変貧しい生活を経験してきたので、①,②の「生理的欲求」「安全の欲求」を満たすことにたくさんの時間を費やしてきました。そうして、生活のために同世代の子供と比べてもたいそう早いうちから憑代的な主従関係を求めていたと思います。そんな中で、食べて稼ぐために、③「所属の欲求」や④の「承認の欲求」を求めて半世紀ただただがむしゃらに走ってまいりました。死にもの狂いでした。「勢いを停めたら死ぬ」と真剣に考えていました。周囲や部下たちはそんな私にとても危ういものを感じていたと言います。ギラギラして、少しでも触れれば斬れそうな怖さだったと言います。
しかし、ある時私に「足るを知る」という言葉を教えてくれた人がいました。もう20年近く前になります。そのおかげで、私は随分救われたと感謝しています。今流行りの“ありのままで~~♪”ではありませんが、「起きて半畳寝て一畳」『身の程を知る』と云う事だと私はとらえています。そのおかげで、今ではずいぶん気持ちを楽にしています。
欲求と煩悩は似て異なるものであると思いますが、あまりに向上にばかり固執すればそれはすなわち呪縛となる。だから、欲求を満たす方法として、求める欲求のハードルを下げて達成の可能性を高めるという手段を取る。それには今現在の自分の立ち位置を受け入れることが大切だと考えるべきで、「生きてるだけで丸儲け」ではありませんが、“今朝目を覚ますことに出来たことに感謝し、夕べに今日一日無事であったことに感謝する心”を持つことも大切だと教えられました。
よく大病を患った人が「人生観が変わった、死んだ気になれば何でもできると判った」とおっしゃいますが、これもそういう心境なのでしょうか?

参考になればと思い、同じく「足るを知る」という題材で数日前に知人が紹介していた“朝日新聞”のコラムを掲載します。いい話です。

無我夢中だった。おじいさんを背負って歩いたことは、全く覚えていない。
 兵庫県警明石署警部補のTさん(39)は、芦屋市の県警察学校の学生で、卒業を2週間後に控えていた。明け方、地響きと揺れで跳ね起きた。亀裂が入ったグラウンドに集合し、現場に向かった。到着した同市津知町は、ほとんどの住宅がつぶれていた。
 「いま助けるぞ!」
 大声で叫ぶと、軍手をはめた手で土を掘った。倒壊した家の下に入り込み、住民を抱え出した。夜中まで、生存者を捜しては、助けた。翌日も、同じ場所に朝から晩までいた。
 発生当日の深夜、芦屋署に戻って食べた1個のおにぎりとたくあんが、おいしかった。風呂に入ったのは5日ほど後だった。警察学校のプールの水を温めた風呂だった。藻が浮いていたが、生き返った気がした。そんなことは、覚えている。
 昨年11月、勤続20年の表彰で同期と顔を合わせた。みんな、震災の救助作業や、家々が倒壊した町のパトロールが初めての仕事だった。自分と同じように、我を忘れて働いた。例年、新人警察官の2割前後が辞めていくが、同期は、一人も辞めていない。

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