その商品、あなたは本当に理解してお客様にお勧めしていますか?

2014年08月22日 00:45

パッケージに明示されている商品機能や能力について、真偽の確認が出来ていますか?

最近、尿漏れ防止下着が、パッケージに表示されている吸収容量に大幅に足らない能力であったことが発覚し、消費者庁から注意を受けていたとの報道がありました。
報道では、故意か過失かの表記がないため、たまたまの不具合であった可能性もあるでしょう。しかし、このような不具合について販売店はどうして消費者の手に渡る前にチャックが出来るでしょうか?私は、この商品がたまたま製造ラインによって不具合が生じていたのならば、発見することは無理だと思います。しかし、そうではなくて、商品そのものが虚偽であったなら、それを発見できなかった販売側にも落ち度が無かったとは言い切れないと思います。

福祉用具は、元来、身体機能が衰えたり、障害によって機能の一部が奪われたりした人が使うことを想定して作られています。よって、若い人や健常な人にはなじみの薄い品物が多いです。また使う対象の方の身体状況も同じく若い人や健常な人にはその苦労や苦痛が想像しにくいものであります。そのうえ、アイテム範囲も幅広く、開発も日進月歩で行われるとなると、「試しに使ってみる」とか「使い心地を確かめる」ということも出来なくて、カタログを読んで知識として知っているという範疇で相談に臨むことが多いです。体験して身についた知識ではないので薄っぺらで、ただ単にカタログを読みあげているだけという印象をお客様は抱かれることでしょう。紙おむつなどその最たるもので、ドラッグストアの店員も、ホームセンターの店員も、介護用品販売業者も、紙おむつの相談販売を行いますが、実際に身につけて装着感や、排泄の具合を試した者はほとんどいないのではないでしょうか。また、カタログを読みあげるだけで、自分が身を持って知ったことを伝えていないことに違和感を感じてもいないのではないかと恐くなる時があります。
ちなみに弊社では、紙おむつについては、メーカーから取り寄せたサンプルを使って実際に身につけて試すように指導しています。


尿漏れ防止下着、表示ほど機能せず 消費者庁が措置命令

消費者庁は、東京都中央区の通信販売会社「新光通販」に対し、尿漏れを防ぐとうたいながら表示より相当少ない量しか吸収しない下着を売ったのは景品表示法違反(優良誤認)にあたるとして、不当表示の再発防止を求める措置命令を出した。
消費者庁によると、同社は「安心さわやかパンツ200cc女性用」や男性用の「ダンディいき120」など、主に綿製で、吸水パッドが入った中高年向けの下着16商品を販売した。その際「安心の6層構造で120ccを吸収」などと表示したが、同庁が一部商品で実験したところ、120cc吸収するとうたっているのに22ccで漏れ出すなど、かなり少ない量で漏れ出したという。
16商品は昨年1年間で4億8千万円を売り上げたという。同社の鈴木康生社長は「措置命令に真摯(しんし)に対応したい」と話している。
   朝日新聞デジタル 6月27日(金)18時38分(小泉浩樹)配信

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不当表示の再発防止を求められた尿漏れ防止パンツ
東京都千代田区の消費者庁
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