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清家篤社会保障制度改革国民会議会長(慶応義塾長)の講演を拝聴しました

2014年08月07日 11:30

清家篤社会保障制度改革国民会議会長(慶応義塾長)の講演を拝聴しました

7月鍋日、神戸芸術センターにて社会福祉夏季大学が開講され、清家篤社会保障制度改革国民会議会長(慶応義塾長)の講演を拝聴しました。
講演の内容を長々と書き綴るよりも、新聞記事等で発せられているものを転載しておきます。
しかしながら中でも、平均出産人数が2人以上にならないことから、「二人目を出産しようと妻が決意するための大きな変数は、家庭の収入金額よりも夫の家事への協力の度合いである。だからこそ、ワークライフバランスを家庭にシフトさせていかねばならない。」と言われたことが心に残りました。
また、昨今話題の「オヤジ野次」から派生する問答で、国家という大きな共存社会の中で「子供を作らない自由」や「結婚しない権利」を振り回し、その主張するところの憑代を社会保障の不充実とする考え方はいかがなものかという意見について。確かに私も、2人の子供を持つ親として子供の未来を想うにあたって、もちろん秩序の範囲で自分の子に有利であってほしいと考えます。国を支える未来の人材を物心ともに捧げて育成しようとする国民と、おひとりさま生活を謳歌し困ったら国家補償に頼ろうなどと目論んでいるだけの者の扱いに差がない事に不平等差を感じないと言えば嘘になります。結婚しない子作りも子育てもしないならば、せめて一子を成人させるのに必要な食費や学費にあたる金額を納めさせられないのだろうかという考えにも頷かされます。

これからの社会保障制度の行方~成熟社会の構築に向けて~

社会保障制度改革が必要な根本原因は、世界に類を見ない高齢化だ。特徴は三つあり、]つ目は水準の高さ。日本の65歳以上の高齢者人口比率は昨年、25%を超え、どの国よりも高い。
二つ目にスピードの速さ。そして、年配の高齢者の比重が増すという奥行きの深さだ。2O25年には団塊世代が75歳以上になる。これらが高齢化の問題を困難にしてい
る。
高齢化は経済成長を阻害し、社会保障の問題を深刻化させる。年金、医療、介護を中心とする社会保障給付の総額は、直近で11O兆円。2O25年には15O兆円と予測され、国の財政を大きく圧迫する。
そこで、社会保障制度の改革が必要になるが、解決法は三つ。一つ目は出生率を高め、高齢化をスローダウンさせること。次に社会保障制度の「支え手」を増やすこと。三つ目が制度そのものを見直し、持続可能性を高めることだ。
国民会議の報告書では、一丁目一番地に「子ども・子育て支援」を取り上げた。出生率が下がった理由の-つに、子育てで失われるコストの高さがある。大学卒の女性の生涯賃金は推定2・5億円だが、家事や育児のため10年で辞めると2億円の放棄になる。
出生率の回復に加え、社会保障制度を支える現役を増やすには、保育サービスの充実やワークライフバランスの推進で、女性が仕事を辞めない環境を整えることが欠かせないだろう°
私たちは日本の豊かな社会保障制度を持続させ、将来の世代に伝える責務がある。改革には負担増も伴うが、今の世代の負担が重くなれぱ、将来の世代の負担が軽くなる。どちらが重要か。しっかりと見極めたい。


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「社会保障制度改革国民会議報告書~確かな社会保障を将来世代に伝えるための道筋~」(平成25年8月6日)より

国民ヘのメッセージ
日本はいま、世界に類を見ない人口の少子高齢化を経験しています。65歳以上の高齢人口の比率は既に総人口の4分の1となりました。これに伴って年金、医療、介護などの社会保障給付は、既に年間100兆円を超える水準に達しています。
この給付を賄うため、現役世代の保険料や税負担は増大し、またそのかなりの部分は国債などによって賄われるため、将来世代の負担となっています。
そのこともあり、日本の公的債務残高はGDPの2倍を超える水準に達しており、社会保障制度自体の持続可能性も問われているのです。
しかしこの日本の人口高齢化は、多くの国民が長生きをするようになった結果でもあります。言うまでもなく長寿は人類長年の願いでもありました。
戦後の日本は、生活水準の目覚しい向上によって、これを実現しました。
そしてこれに大きく寄与したのが、実は社会保障制度の充実でした。医療保険、介護保険が行き渡り、誰でも適切な医療や介護を受けることができるようになったことが人々の寿命を延ばし、年金保険による所得保障が高齢期の生活を支え長寿の生活を可能にしたのです。
日本が人類の夢であった長寿社会を実現したのは社会保障制度の充実のおかげでもあったことを忘れてはなりません。社会保障制度の成功の証が長寿社会です。
その成功の結果が高齢化をもたらし、今度はその制度の持続可能性を問われることになったのです。私たちはこの素晴らしい社会保障制度を必ず将来世代に伝えていかなければなりません。そのために社会保障制度改革が必要なのです。
社会保障制度の持続可能性を高め、その機能が更に高度に発揮されるようにする。そのためには、社会保険料と並ぶ主要な財源として国・地方の消費税収をしっかりと確保し、能力に応じた負担の仕組みを整備すると同時に、社会保障がそれを必要としている人たちにしつかりと給付されるような改革を行う必要があります。
また何よりも社会保障制度を支える現役世代、特に若い世代の活力を高めることが重要です。子育て支援などの取組は、社会保障制度の持続可能性を高めるためだけではなく、日本の社会全体の発展のためにも不可欠です。全世代型の社会保障が求められる所以であり、納得性の高い社会保障制度のもとで、国民がそれぞれの時点でのニーズに合った給付を受けられるようにしていくことが大切です。
福沢諭吉は「学者は国の奴雁なり」と書いています。奴雁とは雁の群れが一心に餌を啄ばんでいるとき一羽首を高く揚げて遠くを見渡し難にそなえる雁のことで、学者もまた「今世の有様に注意して(現状を冷静に分析し)、以って後日の得失を論ずる(将来にとって何が良いかを考える)」役割を担う、という意味です。私たちもまた、社会保障の専門家として、社会保障制度の将来のために何が良いかを、論理的、実証的に論議してまいりました。この報告書は、日本を世界一の長寿国にした世界に冠たる社会保障制度を、将来の世代にしっかりと伝えるために、現在の世代はどのような努力をしたらよいのか、ということを考え抜いた私たち国民会議の結論であります。
平成25年8月6日
社会保障制度改革国民会議会長  清 家  篤
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