日本式の大人用おむつが、国際標準として認められる見通しになった。

2014年05月14日 00:45

日本式の大人用おむつが、国際標準として認められる見通しになった。

現在、国際標準になっている欧州式は丸ごと交換するが、日本式は、紙おむつの中に吸水材の「尿取りパッド」を貼りつけて使う。国際標準化機構(ISO)から「安上がりで漏れにくく、省資源」と評価された。ユニ・チャームや花王などの国内メーカーは、世界市場での展開に追い風になると期待している。 '

ISOは、大人用おむつの評価指針を定めている。
各国の病院や介護施設などは、この指針に沿って製品を選ぶことが多い。尿漏れなどでおむつが汚れると丸ごと交換する欧州式は、広く普及しているが、パッドを使う日本式は、ISOの評価指針では明記されていない。欧米では、軽い尿漏れの対策として、普通の下着の中にパッドを入れることが多く、紙おむつと重ねて使うケースが少ないためだ。
欧州式は、朝晩の交換に加え一日5回の尿漏れがあれぱ計7枚のおむつが必要で一日あたり約500円かかる。これに対し、日本式はパッドのみを交換し、おむつの交換は朝晩の2回で済む場合が多く、約340円で済むという。
ユニ・チャームなどの国内メーカーでつくる業界団体は、紙おむつとパッドを重ねて使う利点を訴えて評価指針の改定をISOに提案した。今年4月、日本式の良さが認められ、大枠で承認された。今後関係国での議論を始め、2016年8月の改定を目指す。
販売先として有望なのはアジア各国だ。中国などで急速な高齢化が進むと、需要拡大が予想される。アジアでは大人用おむつの市場規模が、20年までに現在の日本市場(年間売上高約1700億円)の2~3倍に急拡大するとの推計もある。(H26/05/13読売新聞)

■日本の大人用紙おむつの特長
 日本の大人用紙おむつは「テープ止めタイプ」「パンツタイプ」「尿とりパッド」の3タイプあり、「テープ止めタイプ」「パンツタイプ」の内部に「尿とりパッド」を併用する点に特長があります。
 3つのタイプを生活環境やお身体の状況に応じて組み合わせることで、利用者のADL(Activities of Daily Living:日常生活動作。食事や排泄、入浴など日々の生活を営む上で不可欠な行動のこと)により沿った排泄ケアが可能になります。
 また、尿や便の状況に応じて「尿とりパッド」だけを交換することができ、ゴミ排出量抑制にも貢献します。これらの特長が国際標準に反映されることにより、利用者の利便性向上とともに環境負荷および費用負担の軽減にもつながります。

■国際標準化申請の背景・目的
  日本は65歳以上の高齢者人口が3,186万人(平成25年9月15日現在推計)で、総人口に占める割合が25.0%となり、世界でも類のない超高齢社会です。この日本市場で蓄積した大人用紙おむつの評価に関する一般的指針が国際標準となることにより、アジア各国をはじめとする急速に高齢化が進む国々で適切な排泄ケアを啓発することができると考えます。
 (ユニ・チャーム株式会社)

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