認知症列車事故は遺族に責任があると、名古屋高裁判決

2014年05月07日 00:42

認知症列車事故は遺族に責任があると、名古屋高裁判決

認知症患者は約300万人。25年には470万人に及ぶと政府は見通しています。
警視庁によると12年に認知症が原因で行方不明になったという届け出は9607人にのぼり、178人は行方不明のままで、死亡して見つかったケースは4割弱の359人に達しているといいます。
そんな中、認知症の夫が犯した事故や事件については、被害者の事故回避義務の過失と相殺しても、原則、配偶者である妻や、家族が責任を負うべきだという判決がなされました。
政府は、認知症になっても住み慣れた地域で暮らし続けられるように「地域包括ケアシステム」という、介護と医療を一体で提供できるシステムを目指しているが、今回の判例を受けて認知症の家族を持つ介助者は『家に閉じ込めるか、預かりに出すか、一時も目を離せない状態での介護は難しい』とこぼしています。
認知症患者のすべてが危険な徘徊を犯すわけではありません。しかしながら、このままでは、認知症イコール迷惑な人という定義が定着してしまうでしょう。

事故と裁判の経緯
2007年12月‐愛知県大府市で認知症の男性(当時91歳)が同居の妻(当時85歳)がうたた寝をした隙に自宅を出て彿徊・JR東海道線の共和駅で線路に入り、列車にはねられて死亡した。
JR東海は男性の遺族5人に対し、列車の遅れなどの損害約720万円の支払いを求め提訴・昨年8月、名古屋地裁は、妻と、横浜市に住む長男の2人に全額の支払いを命じ、2人は控訴した。
今年4月24日に名古屋高裁であった控訴審判決では、「妻は配偶者として男性の監督義務があった」とする一方でJR側の責任にも触れ、妻のみに約360万円の賠償を命じた。長男についでは「20年以上も男性と別居しており、賠償責任を負わせるような監督者に該当しない」とした。
スポンサーサイト

ブログランキングに参加してます☆今日も ポチっとお願いします♪
にほんブログ村 介護ブログ 福祉・介護用品へ


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://kaigoyuzuriha.blog44.fc2.com/tb.php/1603-57cf2df5
    この記事へのトラックバック


    最新記事