“高齢患者紹介ビジネス横行「先生いい話あります…」”について

2013年09月12日 00:01

“高齢患者紹介ビジネス横行「先生いい話あります…」”について

朝日新聞が8月25日付朝刊で報じた、在宅患者紹介ビジネスが物議を醸しています。
「高齢者施設で暮らす患者を紹介してもらい、見返りに診療報酬の一部を紹介業者に支払う医師が増えてきている」といった内容でありますが、医師が紹介を要望したのか、それとも、紹介料欲しさに業者がうまい話で医師を巻き込んだのか、はたまた、良い医師に巡り合えない高齢者の相談に乗って、マッチングコンサルタントをしてあげればビジネスになると目論んだのか、私にはどちらかと言えば後者に近いのではないかと思えるのです。見るモノからすれば「供託して行った事」で片づけられることかもしれませんが、私は、善意が有ったか無かったかと云う事はとても大切なことだと思うのです。不興を買うかもしれませんが、医師と患者のマッチングビジネスは、ニーズが患者にも有り、幸せを望むものであれば、見合いビジネスであれ、里親探しであれ、臓器移植斡旋であれ当然成り立つものではないかと考えます。単純に、新聞が云うように『患者を金で買う行為』で括られてよいものではない気がします。
しかしながら、お上の考えは、「このような行為は、患者が保険医療機関を選択する際に、当該事業者により一定の制限が行われるおそれがあり、また、不必要な訪問診療を行う等の過剰な診療を惹起する原因となる可能性があることから、望ましくない場合がある」というもので、この度は、厚生労働省より、「このような事案を把握した場合は、所定の様式により情報提供をお願いします。」という事務連絡が発布されました。
どうしても、医師が業者に命じて患者を探させて、その見返りに業者に小遣いを渡しているような図が想像されますが、現実は、上手く医師と遭遇できないという悩みを持った高齢者に、地域で評判のある医師を紹介して、患者と医師の双方が満足した場合に紹介料を徴収しているのではないでしょうか。また、マッチングビジネスの性格上、本来双方から同額を徴収するべきのところ、商いの法則から見て、金子を受け取る医師の側からより多く徴収するのではないかと思うのです。患者が必要にからげて、診療所に駆け込んでこないと診察できないと云う事になったら、医師も、患者も共に喜ばしい事にはならないと思うのですが、仁術たる医療の性格には、このような考え方は沿わないのかもしれませんね。

syoukai01
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