「誤嚥防ぐ介護枕 県内の病院、業者ら商品化へ」

2013年06月26日 09:23

「誤嚥防ぐ介護枕 県内の病院、業者ら商品化へ」

風邪などを患って床に臥せているとき、ベッドで寝たままの姿勢で、薬など飲もうとしてむせたり、こぼしたりして、上手く飲み込めなかった経験はありませんか?
自分の身体でさえ上手に出来ないことなのに、介助で他人に施すとなるとまたこれが難儀な作業です。介護ベッドの背中部分を持ち上げて、座る体制を取ってもらうことが出来れば比較的楽なのですが、身体を起こすことができない場合など、仰向けに寝たままの対象者の頭部を片手で抱きかかえ、顎を引く体制を確保しながら、空いた片方の手で食べ物を口に運ぶ。。。。喉元を見ながら嚥下のタイミングを計りながら、じっと待つことは、体力的にも大変なうえに、高い注意力が必要です。
以下の記事のような枕が、在宅でも普及できれば好い事だと思います。

呑みこみやすい姿勢にピタリ
誤嚥防ぐ介護枕 県内の病院、業者ら商品化へ
空気圧で高さ、角度微調整

脳卒中などの病気や加齢で口から食べる力が低下した人が、食べ物などを誤って気管に入れてしまう「誤嚥(ごえん)」を防ぐため、兵庫県立リハビリテーション西播磨病院(たつの市)の医師らが専用の枕を開発した。空気圧で枕の高さや角度を自在に調節でき、本人がのみ込みやすい状態を保てる。同病院などで食事を取るリハビリへの応用を試験的に始めたほか、自宅療養での活用も視野に入れる。医療機関向けに7月にも商品化する。
 開発したのは、同病院の加藤順一副院長(55)=内科=、リハビリ機器開発・販売を手がける「甲南医療器研究所」(神戸市長田区)の前田悟社長(50)らのグループ。
 食べたりのみ込んだりする力が落ちた「摂食・嚥下(えんげ)障害」の患者は、口からの食事や胃ろう、鼻チューブなどの管を使った人工栄養で、誤嚥を起こしやすい。誤嚥による肺炎も起こるため、注意が必要とされる。
 誤嚥を防ぐには、口の中を清潔に保つ口腔(こうくう)ケアや、食事にとろみをつけるなどの工夫に加え、患者の姿勢が重要。一般的には、起き上がって顎を少し引き、真正面を向く体勢が勧められる。
 しかし実際、患者を前にして、個別に最適な角度を決めるのは簡単ではない。「患者によっては、少し体を傾けた方が良い人もいる。医療従事者でもベストな体勢を保つのは難しく、自宅で介護する家族はなおさら迷うはず」と加藤副院長。患者の姿勢を保つため、バスタオルを首や体に巻く方法が行われているが、胃ろうなどは注入に時間がかかり、姿勢がずれてしまうこともある。
 開発した嚥下用の枕「イージースワロー」は、加藤副院長が飛行機の座席の頭を支える部分、ヘッドレストから着想を得た。左右のポンプによる空気圧調節やバネで、患者ごとに適した体勢を保つ。高さや角度を計測でき、オーダーメードの固定式枕を作ることも可能。病院で専門職員が調節して最適な体勢を探り、退院するときに固定式枕を作れば、自宅でも同じ体勢で食事や人工栄養ができる‐という仕組みを考えている。
 枕は神戸市や企業の助成を得て、今年3月に完成。本格的な効果を検証中だ。現在、同病院のほか、国内での嚥下リハビリの第一人者とされる医師がいる浜松市リハビリテーション病院で、患者のリハビリなどに活用し始めている。
 加藤副院長は「食事の工夫に比べ、嚥下の姿勢についての研究は遅れ気味。病院から在宅までスムーズにつなげるケアのために役立てたい」と話す。
 価格は検討中。甲南医療器研究所TEL078・651・3819
神戸新聞 H25/06/21(岩崎昂志)

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