「24時間地域巡回型サービス浸透進まず」YUZUおやじ日記

2013年05月09日 00:27

「24時間地域巡回型サービス浸透進まず」YUZUおやじ日記

24時間介護 初年度7.6%
自治体調査、事業所参入進まず。

要介護の高齢者の在宅生活を支援するため、2012年4月から始まった介護保険の「24時間地域巡回型サービス」を利用できる地域が、2013年3月末時点で、運営主体の市町村や広域連合の7・6%にあたる120自治体にとどまっていることが2013年5月8日、厚生労働省の調査で分かった。
 24時間サービスは、住み慣れた地域で暮らし続けられるような環境を整備して、病院などの施設から在宅への移行を促す介護政策の柱の一つ。しかし、夜間対応する職員の確保や採算への懸念を抱く介護事業者の参入が進まず、厚労省の見通し通りに普及していない実態が明らかになった。
 青森、秋田、宮城、栃木、群馬、長野、島根、徳島、高知、宮崎の10県(計画当初の見込みでは6県だった)は実施している自治体がなかった。
 ただ、昨年末時点と比べると、茨城、山口、香川、福岡、沖縄各県の自治体で新たにサービスが始まるなどしたため、実施自治体は37増加した。
 厚労省によると、全国で介護保険を運営しているのは1580の市町村や広域連合。12年度はうち12%にあたる189自治体で実施されると見込んでいたが、これと比べても6割(7.6%)にとどまった。さらに、1日当たりの利用者も想定の6千人を下回る2083人だった。
調査では、人口が多く効率的な巡回が可能な都市部ではサービスが広がる一方で。町村ではほとんど実施されておらず、地域差があった。
厚労省は「自治体や事業者に細かく情報提供し、サービス内容の周知徹底を図りたい」としている。
厚労省は、2013年度に283、2014年度は329の自治体での実施を見込んでいる。
兵庫では、神戸市(5事業所)、たつの市(1事業所)、尼崎市(1事業所)で実施とのことです。(??伊丹市は実施事業所ゼロだったけ???)<神戸新聞より>

【24時間地域巡回型サービス】とは、大雑把に言えば「電話さえあれば看護師やヘルパーが何度でも駆けつけるサービス」です。確かに、上手く導入すれば、独り暮らしの身体機能に不自由な高齢者であれば、不意の事故や、夜間のオムツ交換など、生活が一変する便利さがあると思います。
厚生労働省が制度導入前の2010年に実施した調査では「家族に依存せずに生活できるサービスがあれば、自宅で介護を受けたい」と答えた人は46%。家族の援助を受けたいとした人も含めると、自宅での生活を希望した人は74%に上るとされています。
実施率が低迷している。要因の一つは、サービス事業所が参入に消極的なためとされていますが、それは制度の構造的矛盾が背景にあるためだと思います。サービスの公定価格は、利用者負担を軽減する目的で定額制であり、1カ月に何回利用しても利用額は変わらないことにされています。これは、実施する事業者側から見れば、訪問回数が増えるほど1回当たりの単価が少なくなるということを意味しています。ところが、別の訪問サービスで同じ処置をすると訪問の度に報酬がもらえる仕組みも並行して実施されており、医療、介護スタッフ、特に看護師の人材確保が難しいためインカムだけではなく、ペイ高の大きい仕事に求職者が集中しているためとも言えます。
昨日のブログ内容にも通じることですが、今後、限られた介助力を有効に活用するというお題目を掲げて、サービスの無茶な制限などが起こらないことを祈るばかりです。
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