「君が寝ている間も地球は回り続けている」 YUZUおやじ日記

2013年04月24日 00:46

「君が寝ている間も地球は回り続けている」 YUZUおやじ日記

「知らないということは、時に罪である。」と思います。
昔、お客様への納期が定められている大事な取引において注文を出し忘れてしまい、
締め切りを超えて注文をしたにもかかわらず、店着納期の遅滞を許さず取引先に強要したことがあります。
しかし、注文を受けた取引先は何事もなかったかのようにこちらの望みをかなえてくれました。
私は心中ではもちろん感謝していたのですが、口をついて出た言葉は
「ご苦労さん、やればできるじゃないか。これからは納品のリードタイムを1日縮めても良いかな?」でした。
これを聞いていた当時の上司が、私に向かって
「君が夜に寝ている間にも地球は回り続けているということを常に意識していなさい」と言いました。
そうして、取引先には「部下のミスをフォローしてくれてありがとう」と頭を下げられました。
後に私は事務所に呼ばれ、諭すように言われました。
「他人の気持ちや苦労、親切を慮ってそれに応えようとするのが我々の仕事です。君が注文を出し遅れた結果、
その何時間かを取り戻すために、取引先がどれほど余計な努力をさせられたかを想像できないのであれば、
君にはサービス業につく素質はない。」と言われ、猛反省したことを思い出しました。

私は面接で従業員を雇用する際に常に申し上げる言葉があります。
「高齢者の寿命を延ばすのも縮めるのも我々次第です。我々の仕事は命を担っているのです。」という趣旨の事です。
それは、“どうしたら高齢者が在宅で1日でも長く健やかに暮らすことができるかを、
自分なりでいいから想像をめぐらせて真剣に考えてほしい”という希望を言葉にしております。
皆さん、一様に頷くものの、私は、「多分、実感として捉えられていないのだろうなぁ」と感じることがほとんどです。
という私でさえ、もっと修羅場を経験してきた先輩方から見れば、
まだまだ全くの初心者で、心構えが出来ていないと叱られるばかりです。

介護の現場では、他の会社に所属する多職種の方と連携してサービスを提供する機会が多くあります。
職場や職種が違うということは、規則もやり方もがそれぞれの正義に沿って行われています。
しかし目的は皆同じで“高齢者の健やかな延命”だと思います。
各々が相乗効果と効率を求めることで、高齢者の心身への負担を軽減しようと努めます。
そのためには他の人が行う仕事(作業)を理解して協力しなければなりません。
それには、“今まで自分が現場で経験して得た知識だけでは足らない“と私は感じています。
自分の目に映るものしか理解しようとしない人がいますが、
それではめぐり合う機会を得ないことはいつまでも知らないままです。
「君が夜に寝ている間にも地球は回り続けているということを常に意識していなさい」
あなたの目に映るもの、考えられる範疇がすべてではないのです。
知らないところでも必死に努力されている人は沢山いるのです。
自分の価値基準だけで物事を判断することはとても危険です。
もしかしたら、自分でも気づかないうちに高齢者を殺しかけていることがあるかもしれません。
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